大会1日目 和紙の里・武蔵嵐山ルート


2014/11/6 白山台  椿 公義さん 記

1日目11月1日雨20Km 和紙の里・武蔵嵐山ルート

 2014年11月、今年のスリーテーマーチは11月1日(土)、2日(日)、3日(祭)の3日間行われた。

 

今年も全日参加を目指して毎朝10kmのウォークで足を鍛えたつもりだったが、8月に左足のかかとを痛め、まだ治っていない。そんな中20Kmコースに参加を決めていたので今回は何とか歩くことにした。

さて当日、前日からの雨が朝になっても上がっていない。レインウェアを着込み、雨の中では履き初めのゴアのウォーキングシューズと万全の態勢で高坂駅から電車で会場の東松山に向かった。

 

 午前8時過ぎ、中央会場の受付は雨の中にもかかわらず、熱心な参加者でごった返していた。が広い出発会場はさすがに閑散としていた。出発ゲートに並んで出発を見送る近くの中学生ボランティア達の明るい声に送られると再び気を取り直して歩き始める。


   この雨の中、保育園のかわいい園児達も母親や保母さんに引率されて歩く姿はやはり特別なイベントだと感じる。


さて、1日目のコースは市役所の中央会場から武蔵嵐山の菅谷館跡・嵐山史跡の博物館のチェックポイントを経由し、都幾川に沿って東進し禅寺淨空院の近くから原爆の図で有名な丸木美術館の脇を通り、市内に帰り、箭弓神社の境内を抜けて中央会場に帰る20Kmのコースである。

 雨の市野川左岸のウォークコースは晴れていればのどかな風景が広がる河辺のコースであるが今日の雨でウォーカーも少ない。 

 嵐山町には、かつて畠山重忠公の菅谷館があり、一帯は公園になっている。この館の鬼門除けの守護神として建造された鬼鎮神社、今は節分祭、勝負の神として有名と書かれている。


降りしきる雨の中3時間ほど歩き嵐山町に入る。お昼頃菅谷館跡に到着。「嵐山史跡の博物館」にはこのコースのチェックポイントがあり雨の中チェックを受けてそろそろお昼、だが博物館内は超混雑、座ることもお弁当を広げる場所もない。気を取り直して食べる場所がなければ昼抜きでもいいかと又歩き始める。雨の中しばらく歩いて婦人会館脇の公園に格好の東屋を見つけお昼にすることにする。先客が3名ほどお弁当を広げていたので一緒に混ぜて頂く。
30分ほど休むと忘れていた足の痛さ改めて身にしみる。降りしきる雨の中に再び歩き始める。
ここから丸木美術館をすぎ市内に入るまでのコースはぬかるんだ畑道で、雨と泥とのミックスがずっと続いている。30Km、50Kmを歩くウォーカーが脇をすり抜けていくが、彼らのウォークパンツの膝下と靴はドロドロに汚れている。この道を歩き続けた後の自分の足元も同じ状態に・・・・。
我慢の一字で歩き抜ける。精神力を試されながらやっと市内に入る。市内に入って有名な箭弓神社の境内を抜ける。ここも又地面はどろどろ、ご利益を願う気持ちにもならない。ここをはやく抜けたい。
痛む足を引きづりながらひたすら、やっとスタゴーに到着。歩き終えた。
到着は15時前、降りしきる雨の中、劣悪な道を20Km歩き続けたのにもかかわらず、ゴアのウォークシューズは靴下も濡れていなかった。すごい。ゴアのレインウェアは内部は濡れていたのに・・・

 

所々の生活道路は簡易舗装済み、歩きやすい

畑道は晴れていたら問題ないのだが、雨だとご覧の通り、30Km以上のコースを歩く人は膝下は泥まみれの状態、翌日への準備が大変


ぬかるみを避けて歩く。

箭弓神社の境内のぬかるみ、ここもまたか・・・